真空漏れを起こしていたBL12CのMSSDですが、幸いにもリーク箇所が特定できたのと、穴が小さかったため、接着剤で穴を塞いで真空漏れを止めることができました。

再立ち上げ後の測定データには異常がなく、このまま使用再開とすることとしました。
本格的な修理(Be窓のはり直し)は夏休みになる予定です。

今回の原因は、明らかにBe窓に何かが接触した形跡があり、おそらく試料交換時の接触と思われます。
MSSD取扱の際には細心の注意を払ってください。
接触事故を避けるために、試料交換時はカバーをかける、可能であればソーラースリットを装着して使用する等の対策をとってください。(施設側でも対応策を検討中です)
万が一、Be窓が大きく破損した場合は(素子が無事であっても)修理に数ヶ月を要します。


修理前後のMnフォイルからの蛍光スペクトル測定結果

 


MSSD修理箇所(クリックで拡大)