実験計画書の作成・提出

実験計画書(ビームタイム要求書)について

 ビームタイムを確保するためには、「実験計画書」を提出していただく必要があります。「実験計画書」の提出がない場合は、有効課題であってもビームタイムは割り当てられませんのでご注意ください。

2024年1-3月期分の実験計画書提出からMicrosoft formsを使用することになりました。

実験計画書に関すること、ビームタイム配分に関することはビームタイム配分担当の丹羽まで直接ご連絡ください。

実験計画書の提出

実験計画書はMicrosoft formsより、ビームラインごとに提出してください。
提出フォームの指示に従って必要事項を記入してください。

共同利用実験申請の採択結果と実験計画書の締め切りが前後する場合がありますが、その場合は共同利用実験申請の採択結果を待たずに実験計画書を提出してください。

共同研究契約更新前などで課題番号が確定していない場合は、課題番号欄に「課題番号未確定」と記入してください。

2024年4-6月期の実験計画書提出フォームは以下です(締切:2/19 17:00)

以下のリンクから必要事項を記入して提出してください。

BL-9A, 9C, 12C, NW10A

BL-15A1

NW2A

締め切りは原則下記の通りですが、昨今、運転スケジュール決定時期が遅いため、状況に応じて変更することがあります。フォームは自動的にクローズになりますので、提出が間に合わなかった場合はビームライン担当者に直接ご連絡ください。

  • 4-6月期の募集:2月の第1金曜日 17:00
  • 9-12月期の募集:7月の第1金曜日 17:00
  • 1-3月期の募集:11月の第1金曜日 17:00

実験計画書提出に関する質問は xafs-bl@ml.post.kek.jp までご連絡ください。

実験計画書作成の際の注意事項 ※必ずお読みください

  • 実験計画書は実験の際に必要な機器・条件等を明らかにし、ビームタイムの配分を行う為の資料とするものです。
  • 実験計画書は1課題当り1フォームとして提出して下さい。ただし、BL-15A1、NW2Aをご利用の場合はそれぞれの専用フォームから提出して下さい。
  • PF所有機器等の使用を希望される場合は、選択肢から選択してください。選択肢にない場合は「その他」に記入してください。ここに記載されていない場合、当日ご利用になれないおそれがあります。
  • 要求ビームタイムは12時間の倍数で記入して下さい。
  • 最短所要時間はこれ以下では意味のある実験を出来ない最短の時間(これ以下なら配分不要の時間)を書いて下さい。
  • ビームタイム需給状況の厳しさから、”6 hr BT”を導入しています。これは最短所要時間でも配分できない課題を対象に、1日を6 hr/課題 x4課題として配分するものです。希望の有無をご記入下さい。
  • 要求するビームタイムの妥当性が分かるように記入して下さい。
    通常のXAFSの測定の場合は測定数だけで構いませんが、特に長時間の測定をする場合は理由を半定量的に明記して下さい。
  • 要求するビームタイムは不必要に自己規制せずに有意な研究成果を上げるために必要となるビームタイムを申請して下さい。
  • ステーションの希望等については結論だけでなく、理由を論理的かつ簡潔に記して下さい。
  • 「実験できない日程」は出来るだけ詳細に記入して下さい。
    ビームタイムを配分されても実施できない期間を出来るだけ詳細に記入して下さい。例えば、ここに、「11月10日~13日」と記してある場合は11月10日朝までや13日夜からのビームタイムは可なのか不可なのか判断出来ません。可能な限りこういう曖昧な日程は外しますが、ビームタイムが入りきらない場合は別の課題にビームタイムがいってしまう事になります。「その他日程、ビームタイムについての要望」がある場合は正確に記入して下さい。
  •  他のステーションにもビームタイムの配分を希望していて、同時に実施できない場合は課題番号、ステーション名を記入して下さい。
    「他の課題と連続もしくは同時の配分」を希望の場合はそのように記載してください。
  • 実験ステーションの機器以外を必要とする場合や既存のセットアップを崩す必要のある場合はその旨明記して下さい。
  • PFスタッフによる説明等を希望される場合は、その旨明記して下さい。明記されていない場合、当日対応できないおそれがあります。