PFで放射光実験を行うために必要な手続きはPFの公式ウェブサイトにまとめられていますので、よく読んで課題申請などの手続きを行ってください。
放射光利用実験の流れ
- PF共同利用実験公募に応募し、採択される。(5月と11月に募集)
- ビームタイム利用希望を出し、ビームタイムを確保する(2月と7月と11月が締め切り)
- PFに来所して実験を行う。
- 実験で得られた成果を研究成果管理システムに登録する。
1.共同利用実験申請を行う
PFで放射光実験を行うためには共同利用実験申請書を提出し、審査を経て採択される必要があります。募集要項についてはPF公式ウェブサイト(PFで放射光実験を行うには)でご確認ください。
通常はG型(一般)での応募となり、年2回の募集があります。
これ以外のプログラムに応募する際は、事前にビームライン担当者に連絡ください。事前の打ち合わせ無しでG型以外の申請をされると申請書が受理されません。
企業ユーザーの方は産業利用制度をご利用いただけます。
2.ビームタイム希望申請を行う(実験計画書を提出する)
申請した共同利用実験が採択されましたら、このWebに掲載されている「実験計画書」をダウンロードし、オンラインフォームから提出してください。実験計画書提出に関する詳細は別ページにまとめていますので、実験計画書の作成と提出をご覧ください。
ビームタイムの要求がない場合は課題が採択されていても自動的にビームタイムが配分されることはありません。
3.ビームタイム配分の確認と来所の準備
ビームタイムの配分が確定されますと、実験責任者用メーリングリストで案内が流れます。
配分結果はこのウェブサイトのビームタイム配分結果のページに掲載されますので各自確認してください。
ビームタイムの配分後に都合が悪くなり来所できない(実験できない)状況となった場合は、速やかにビームライン担当者に連絡してください。
来所前の手続き
来所までに行う必要のある手続きがいくつかあります。特に安全関係の手続きは怠ると実験そのものが実施できませんのでご注意ください。詳しくは来所・実験の手続き(PF公式ウェブサイト)で詳細を確認してください。
放射線管理区域への入域申請や宿舎の予約など来所までにあらかじめ済ませておく必要があります。ほとんどの申請は「共同利用者支援システム」を通じてオンラインで行います。詳細は共同利用案内のページでご確認ください。
なお、「共同利用者支援システム」 に関する問い合わせはユーザーズオフィスまで直接お願いします。
4.ビームラインでの実験
ビームラインは全体が共用備品です。実験の開始時と同じ状態にして終了するのが原則です。ビームラインに異常を発見した際には速やかにビームライン担当者もしくは運転当番に連絡してください。
5.成果の登録
放射光利用実験で得られた成果は原則公表することが求められます。論文が刊行された場合にはKEK研究成果管理システムより登録をお願いします。プレスリリースなどの申し込みは広報室までご連絡ください。 詳しくはPF公式Webの「研究成果の登録」を参照ください。